糖尿病療養指導士
2020.3.25
カテゴリー - スタッフより
昨年末に試験があり、当院からも新たに愛知県糖尿病療養指導士が3名誕生しました!(クリニック2名、デイサービス1名)当院では、日本糖尿病療養指導士(CDEJ)2名、愛知県糖尿病療養指導士(CDEL)3名が在籍しています。
糖尿病療養指導士(CDE)とは、糖尿病とその療養指導全般に関する高度な専門知識を持って、糖尿病指導全般に関する高度な専門知識を持って、糖尿病患者様の生活を理解し、適切な自己管理や療養を指導する医療スタッフのことです。医療は日々進歩し、資格の認定後も最新の知識や技能を身につける必要があるため、CDEの認定制度は5年ごとの更新制になっています。当院の看護師も、院内研修はもちろん院外研修にも積極的に参加しております。糖尿病に関する相談などありましたら、お気軽にご相談くださいね!
先日、看護師国家試験の合格発表があったみたいですね。合格されたみなさん、おめでとうございます!私は今年で看護師8年目になります。7年前に受けた国家試験がもうだいぶ前のように感じます(笑)。学生時代は、内分泌(糖尿病も含みます)が苦手で、国家試験の勉強も苦戦していました。そんな私も、日本糖尿病療養指導士になって4年目になります。看護師になりたての時は、緊張の毎日で、時には涙を流すこともありました。何度挫折しそうになったか・・・。そんな時に、私にとって初めての受け持ち患者さん(Aさん)が決まりました。糖尿病でインスリン注射をしており、日々の体調管理だけでなく、退院に向けての指導も必要でした。インスリンの種類、低血糖の対処方法、シックデイ(病気の日)など、毎日仕事後にコツコツ勉強し、担当患者さんに合わせたパンフレットなども作成しました。パンフレットは先輩看護師や主治医にチェックしてもらい、何度も訂正や追加を繰り返し、やっと合格をもらえたときは本当にほっとしました。毎日毎日必死でしたが、Aさんの体調が良くなり、笑顔で自宅に退院されたときは、本当に嬉しかったです。あの時のAさんの笑顔は今でも忘れません。Aさんの看護を通し、私は自然と糖尿病領域に興味を持つようになりました。今の私があるのは、Aさんのおかげだと思っています。学生時代は大の苦手だった分野を、今では自ら勉強しているなんて自分でもびっくりです(笑)。Aさんに出会っていなかったら、私は今何をしているんだろう?看護師を続けていないかもしれませんね。
今後も人との出会いを大切にしてきたいです。家族だけでなく、友達、先輩、後輩など・・・私の周りはとても素敵な人ばかりです。感謝の気持ちを忘れず、これからも大切にしていきます!
そして、日本が早く元気になることを願っています。私も毎日小さいHappyを見つけることを心がけて、元気に頑張っていこうと思います。