院長・スタッフブログ

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父親のこと~治療方針(頑張りたいという気持ちの尊重、介護保険申請など~

昨年8月、父が高熱で倒れてしまいました。

前日まで仕事へ行き、食事も摂り、普段通り生活していました。自宅療養していましたが動けなくなってしまったので病院へ救急搬送。そこで出た診断は膵臓ガンの末期。その場で亡くなってもおかしくない程の状態。主治医の話を聞き、家族はその場で諦めかけていました。そんな中、父だけは辛くても生きる事を選び、治療をしたいと。本人が諦めていないのに家族がこんな気持ちではいけないと反省し、一緒に戦う決意をしました。

 

しかし、何をしたら良いか全く分からず、まずは(自分の務めるクリニックの)同僚に相談。沢山のアドバイスをもらい、介護認定を受ける事に。しかし、ここでも何をしたら良いのか・・・。併設する居宅介護サービスのスタッフに助けられ介護認定を受ける事ができ、介護に必要な物を揃える事ができたおかげで、自宅で過ごしたいという父の願いが叶いました。

 

救急搬送されてから亡くなるまでの8か月間、本当に沢山の方に支えて頂きました。皆様、ご家族の介護をする日は突然やってくるかもしれません。何から始めたら良いか分からない事だらけだと思います。そんな時は医療スタッフにご相談下さい。誰もが一人ではありません。

 

「助け愛」(助け合い)の気持ちでお待ちしております。