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骨折時におけるCT検査の有用性について

こんにちは。今回は放射線部より、外傷時におけるCT検査の有用性についてお話させていただきます。当院には怪我や転倒等により、骨折の疑いがある患者様も数多くご来院されます。まずは最初にレントゲン検査を行います。当院では多方面からの撮影により異常の発見に努めているのですが、レントゲン検査のみでは判断が困難な症例もあります。そのような場合はCT検査を行うことにより、微細な骨折の診断をすることが可能です。検査時間は短く、5分程度で終了します。検査後は収集したデータを再構成(MPR処理)し、目的に合った任意の断面像を作成します。3D処理も行っておりますが、微細な骨折の診断に関してはMPR処理が有用です。※CTでも明らかな骨折像線がみつからない場合は、不顕性骨折を疑いMRIを撮像することもあります。骨折の疑いのある際は、医療機関(病院・クリニック)で医師による診察、画像診断を受けていただくことが非常に大切です。何かご不明点等ございましたら、遠慮なくお申し付けください。

放射線部では患者様の検査が終了した後、その都度徹底した消毒作業を行っております。少々お待ちいただくこともあるかとは存じますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。