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へバーデン結節について

こんにちは。当院では整形外科領域の患者様にも多くご来院いただいております。

今回は放射線部より、へバーデン結節についてお話させていただきます。へバーデン結節は指の第一関節(DIP関節)の変形性関節症になります。関節面にある軟骨がすり減ることで徐々に骨が変形したり、骨同士の衝突や吸収する力が弱くなってしまうこと等で、痛みや赤い腫脹、熱感等の症状が現れます。指にこわばりを感じ、力が入りにくく、スムーズに動かせなくなり、動かせる範囲が狭くなることもあります。患部に水ぶくれのような隆起物(粘液嚢腫)が生じることもあります。レントゲン画像上の所見としては、関節面の変形や狭小化、骨棘(とげ)の形成等が確認されます。

また、第二関節(PIP関節)にも同様の症状が現れるブシャール結節や母指の付け根(中手骨~大菱形骨:CM関節)の変形性関節症としてCM関節症があります。症状や変化がある時は自己判断せず、医師による診察と画像診断が必要です。ご不明な点等ございましたら、遠慮なくお申し付けください。

はやせ希望クリニック放射線部では患者様の検査が終了した後、その都度消毒作業を行っております。少々お待ちいただくこともあるかとは存じますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。